矯正歯科の治療を受けるときにみなさんがきになるのはどのようなことでしょうか。おそらく多くのみなさんがきになるのが矯正治療の費用や痛み、その他に矯正治療後の後戻りではないでしょうか。矯正治療というのは時間も費用もかかるものですが、治療を受けた後に後戻りしてはせっかくの努力が無に帰してしまいます。矯正治療後に後戻りするのかどうかしっかりと基礎知識を身につけておきましょう。
矯正治療を行なった後に後戻りをするという事を耳にしたことがあるかもしれません。実は矯正治療というのはワイヤーを利用して歯の位置を調整し、顎に対する適正な歯並びを手に入れた後にしっかりと保定をしないと後戻りを引き起こしてしまう危険があり、注意が必要なのです。歯並びが後戻りしてしまうと場合によっては矯正治療をやり直す必要もあるので、後戻り対策の保定は非常に重要です。保定というのは後戻りを防ぐ治療のことで、一般的にはリテーナーという治療器具を利用して治療を行います。
リテーナーは矯正のワイヤーが外れた後に歯の後戻りを防ぐマウスピースのようなもので、リテーナーを利用して歯を固定し、歯並びの後戻りを防ぐことができます。歯ならびがもともと悪い方は後戻りも大きくなってしまうので、リテーナーによる保定が非常に重要になります。歯並びの後戻りはリテーナーを適切に利用してくれているのかどうかで決まるので、しっかりとリテーナーを使って歯並びを固定するように心がけておきましょう。
2018年08月20日
カテゴリー: 矯正歯科コラム